「なんで私が神説教」は、さすがにドラマとはいえちょっと上手くいきすぎかなぁ…
                                      2025年4月~6月期

 各話に込められた広瀬アリスさんが演じた麗美静が発する説教に特に反論することはないんですが、反論はないけど「そう来たか~!!」と新鮮味のある新説教とはあまり感じませんでした

 様々な今どきの問題が学校というレベルで起きますが、なんかもっと混沌と解決の糸口が見えないくらいに深くなっていったのに、そんな説教で解決するのかぁ…と一緒に挙がってはいけませんでした

 学校ものとしては新しい切り口のドラマで、広瀬アリスさんもきちんと演じて、演じ分けていて映像、絵的には比較的締まって見えたのですが、とにかく肝である説教に大共感できずに一緒に盛り上がることができませんでした

 その中で大口美幸を演じた野呂佳代さんのドラマ、作品を小馬鹿にしたように楽しんでいる姿、そこに新庄保を演じた小手伸也さんが楽しそうに絡んでくる姿がオアシスでした
 もっと美幸と新庄の関係から暴露から真面目路線のドラマに一太刀入れてくれることを期待していましたが、ちょっと消化不良的な感じでした…

 今どきの高校生、しかも少し、かなり斜に構えている高校生が「私の説教」では「神説教」として響かないんじゃないかと最後まで勘繰ってしまいました…
 素直ではないんでしょうか…?

「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています

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むろ さん
プロフィール

「ダンス」と「s**t kingz」と「iri」と「連ドラ」好きの「言葉の力」を信じる踊る博士(Dancing Phd.)のブログ集です

主に「連ドラ鑑賞文」を1クール(3ヶ月)毎に書いていきます
その他にも長文でTwitterに書ききれないことも書いていきます