「ファーストペンギン!」は、良い塩梅のドラマでしたが…
                  2022年10月~12月期

ストーリーとして立場の弱い存在が大きな組織に立ち向かう展開は大好きなんです
ある意味、実話が原作なだけに、そこにどれだけ大きな壁が立ちはだかろうと逆転一発、解決するんだろうなという良い意味での安心感を持って観ていました
それだけにその壁となる相手が明確であり分かり易くあって欲しかったです

梅沢富美男さんが演じた組合長の杉浦久光が壁であった前半戦はクリアカットで楽しめましたが、後半になり壁が高く、大きく、権力という暴力が垣間見え始めてから、少し痛快さ、爽快さが観手として少なく感じてしまいドラマに霧がかかった感じでした

それでも「さんし船団丸」のメンバーの軽快さ、巧みさ、関係性はこのドラマの醍醐味でした 片岡洋を演じた堤真一さんはもちろんですが、山中篤を演じた梶原善さん、磯田高志を演じた吹越満さんと、もう!絶妙な力の入れようと抜きようは流石でした その他の船団の方々もドラマの秀逸な輪郭になっていました

そして一発逆転ストーリードラマとして、岩崎和佳を演じた奈緒さんの存在感が、ドラマにしっかりとした芯を創って面白いドラマに導いていたと思います

「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています

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むろ さん
プロフィール

「ダンス」と「s**t kingz」と「iri」と「連ドラ」好きの「言葉の力」を信じる踊る博士(Dancing Phd.)のブログ集です

主に「連ドラ鑑賞文」を1クール(3ヶ月)毎に書いていきます
その他にも長文でTwitterに書ききれないことも書いていきます