「フェルマーの料理」は、入り込めないドラマでした
2023年10月~12月期
原作を読んでいないので分かりませんが、大根底である「数学」を駆使して「料理」を生み出す過程がどうしても腑に落ちなかったので入り込めませんでした
数学で料理を高めていく時に、具体的な数学・数式から導き出す至高の味という焦点が明確に伝わってこなかったことと、どれほど数式で味を完成させたとしても調理するという実践に関しての部分が観手に分からなかったので、ちょっと醒めて見ていました
そして人懐こい人物から孤高のシェフへ、そしてまた仲間を大切にする人へと変化を遂げる高橋文哉さんが演じた北田岳ですが、高橋さんの演技では少しもの足りなかったというか、身体中から溢れ出る「演じ分け」というパワーが大袈裟すぎて余計に入り込めませんでした。。
ただ…福田寧々を演じた宮澤エマさんはいい感じの役どころでしたし、それをまんまと楽しんで演じられていたのがドラマのオアシスでした
「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています
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