「マウンテンドクター」は、もっとマウンテンして欲しかったかもしれません…
                                      2024年7月~9月期

 医療ドラマとして面白くないわけではないですし、しっかりと医療にリスペクトも感じられました

 ただ山岳医療を題材にしていますが映像としてはどうしても既視感が拭えませんでした
 場所は山岳と密接な関係を持っている医療機関で、確かに事故は山で起きますが、現場や院内での処置になると救急医療の場面が多く既視感に繋がったように思います
 山岳医療に詳しくないのでどこに焦点を当てるともっと山岳要素が活かされるのかが分かりませんが、医療ドラマが乱立しているのでもっと山岳して欲しかったです

 それでももう江森岳人を演じた大森南朋さんは間違いないし、鮎川玲を演じた宮澤エマさんはドラマとの距離感の取り方の感覚が鋭い俳優さんでした
 ただ…小松真吾を演じた向井康二さんはちょっとドラマの流れ、勢いを止める演技が残念でした

 救急医療という中での山岳医療という新しいジャンルをもっと切り込んで開拓して欲しいです!

「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています

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むろ さん
プロフィール

「ダンス」と「s**t kingz」と「iri」と「連ドラ」好きの「言葉の力」を信じる踊る博士(Dancing Phd.)のブログ集です

主に「連ドラ鑑賞文」を1クール(3ヶ月)毎に書いていきます
その他にも長文でTwitterに書ききれないことも書いていきます