「アイのない恋人たち」は、瞬発力を面に出さないけど実は活気のあるドラマでした
                                      2024年1月~3月期

 鑑賞文の書き手を悩ませる作品でしたね。。

 爆発的に面白い!となって毎週絶対に見逃したくなるドラマかというとそうではないんです
 でも1話を見終わると前の1話の面白さが思い出され、伝わってくるような感覚に陥りました

 ジワジワ系です

 表立った大きな動き、展開があるわけではありませんが、感情面で大きな跳躍や展開、変換があって実は感情の瞬発力のあるドラマだったからだと思います

 その原動になっていたのが、なんと言っても今村絵里加を演じていた岡崎紗絵さんです
 絵里加は表向きは大人しい内向きな女性ですが、内には感情豊かな強気な面を持っています それをまさしく体現し繊細に演じられていました その演技がこのドラマへ観手を速やかに誘ってくれました

 久米真和を演じた福士蒼汰さんは演技が上手いのかどうか良く分からないんですが、捻くれていそうで朴訥な真和を速やかに演じていました

 さらに近藤奈美を演じた深川麻衣さんはある意味ダメな人だけど芯が強く明るい奈美を爽快に演じられていました

 ストーリーの核となる六人の恋愛模様、人生模様も六人の中でしっかりと完結しているにも拘わらず、観手を飽きさせずに魅せれるところもしっかりとしたちゃんとしたドラマだったと思います

「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

むろ さん
プロフィール

「ダンス」と「s**t kingz」と「iri」と「連ドラ」好きの「言葉の力」を信じる踊る博士(Dancing Phd.)のブログ集です

主に「連ドラ鑑賞文」を1クール(3ヶ月)毎に書いていきます
その他にも長文でTwitterに書ききれないことも書いていきます