「何曜日に生まれたの」は、幾重にもストーリーや仕掛けを重ねているんですが、なぜか面白いと感じられない作品でした
2023年7月~9月期(最終話は10/8)
世間の評判は意外と良いので自分の評価と乖離しているのですが…
一つ一つの仕掛けやバックグラウンドが幾重にも重なっているんですが、ただ幾重にも重なっているはずなのに淡泊で堅く感じてしまいました
そしてどうしても上から目線のドラマに感じてしまうのは自分だけなんでしょうか…?
上から目線というか…視聴者への「あざとさ」・「釣り」みたいなものを…感じてしまうんです
そもそも7月クールのドラマが始まっているのに、第一話を8月6日にしたことに面倒くささを感じてのスタートだったこともありましが…
これをすれば視聴者が喜びそうだ、センスが良いと言われそうだという「あざとさ」がどうしても鼻に付いてしまいました
主題歌の選曲が正に、正に…「それ」でした
この曲を選んだセンスが「さすが!」という声もあるようですが…💦
さらに「実は…同性愛者でした」とか「実は…命の恩人でした」「…前からの知り合いでした~」など、全話に渡って突然の手品の種明かし的な演出、ストーリーにどうしても違和感が拭えませんでした
飯豊まりえさんが演じた黒目すいは10年もの間「コモリビト」だったのにそこからの外への出方が安易で、外も外、大外に出ていきます それはさすがにご都合主義に感じてしまいました
そのあとの人間関係も大きな過去、闇という大鉈を振って視聴者を引きつけた割に、仲直りや解決が安易、簡単で拍子抜け感がありました
謎解き・ミステリー・友情・恋愛と要素がたくさん入っていましたがなぜかワクワクはしませんでした。。
ただ黒目すいを演じた飯豊まりえさんはやっぱり凄い俳優さんです
短い期間で「コモリビトのすい」から「大外のすい」まで、そのグラデーションを見事に演じていました
器用で対応力の強い俳優さんなんだと感じました
公文竜炎を演じた溝端淳平さんも、不思議な感覚と繊細な部分を持ち合わせる公文を違和感なく観手に伝える存在感と演技はやはり秀逸でした
ただキャストの中で早見あかりさんが演じた来栖芽衣はちょっと「寒い」「痛い」キャラ過ぎて、また視聴者への「あざとさ」に見えてしまいました
それでも最終話で、誰にも不運な不幸な着地点がなく、ハッピーエンドに近い形で終わったことは一つの心地よさでした
観手としては、ある意味次回が楽しみになる作品ではありました
「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています
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