「転職の魔王様」は、濃淡と明暗を絶妙に使いこなしたドラマでした
                                      2023年7月~9月期

職を変わる、職場を変わるということも含めて、転職に関わるエイジェントが実は誰にとってもリアルな存在なんだと突きつけられました

そして1話1話を使って同じ転職にも様々な事情があること、それに関わるエイジェントの「関わり方」や「成長」を流れるように観手に届けてくれました

やっぱり振り回されキャラを演じたら未谷千晴を演じた小芝風花さんは絶品ですね
転職を期に自分を見つめ直し、成長していく姿をしっかりと繊細に演じられていました
始めは自分の中に芯がなくフワッとした千晴と、成長に伴い凜とする部分が見え隠れするようになった千晴とを良いグラデーションで描いていました。

さらに実は一番の成長を遂げたのが、主人公である成田凌さんが演じた来栖嵐なんですね

千晴の成長に目がいきがちですが、やはり心身共に一番の転職をしたのが来栖だろうと最終話まで観て実感しました

落合洋子を演じた石田ゆり子さんは、圧巻の抜け感としっかりとした輪郭とを見せつけた存在感で、このドラマの濃淡と明暗を体現する存在でした

来栖と千晴の二人の詳細は描かれませんでしたが、最終話のその先のこの二人が観たくなりました

「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています

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むろ さん
プロフィール

「ダンス」と「s**t kingz」と「iri」と「連ドラ」好きの「言葉の力」を信じる踊る博士(Dancing Phd.)のブログ集です

主に「連ドラ鑑賞文」を1クール(3ヶ月)毎に書いていきます
その他にも長文でTwitterに書ききれないことも書いていきます