「Dr.チョコレート」は、医療ドラマとしては最悪な設定、展開、仕上がりでした
                                      2023年4月~6月期

こんなドラマが医療ドラマを衰退させる限りなく「許せないもの」に近い医療ドラマでした

いくらドラマというフィクションとファンタジーの世界とはいえ、医療へのリスペクトが微塵も感じられませんでした
いくらドラマとはいえ、職業を扱うのであれば最低限のその職種を学び、調べ、尊敬の念を持って臨むことが必須で、そうすれば決して超えてはいけない一線がおのずと見えてくると思います

人の命を左右する医師、ましてや命に直結する外科手術をするということをバカにしています

心臓外科医の父親を良く見ていたから、医療の知識だけでなく手術も、しかも全ての専門科の手術を10歳の子供が出来るようになるという設定は既に職業へのリスペクトを感じません いくらなんでも、ドラマだとしても理解、共感が出来ませんし、無理です、破綻しています

動画を見ながらの手術シミュレーションだけで手術が思うように出来るようになるなんて手術技術をバカにしています

さらに手術を埃まみれの倉庫やエレベーターなどで行うなど最低限の清潔、不清潔の違いも分かっていないし、いつの間にか手術器具が集まってるし、急に精密な手術器具を作成しちゃったかと思ったら消毒もしないで術野に渡したり、清潔な手袋で普通に不潔領域の操作をするのは「あり得ないもの」ではなく「許せないもの」に近いです

そして何より酷かったのは、あれだけ大きな手術をしておいて患者さんの術後管理を非常に軽く考えていることです(術後も含めた集中治療室の重要性もドラマに取り入れられている時代です)

そしてドラマとしても対象となる患者さんの選考に芯を感じませんし、ストーリーとしてもフワっとしていました

さらにDr.チョコレートの正体は超極秘事項の割には結構いろんな関わりの少ない人にもどんどん正体をバラしていくし、チームの人数は多くて超極秘案件とは思えないし、さらにその一人一人の設定がしっかりしていないし…ドラマのストーリーとしても納得できるものではありませんでした

こんな医療ドラマを作成していたら、完成度、成熟度を挙げつつある医療ドラマは衰退します

「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています

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むろ さん
プロフィール

「ダンス」と「s**t kingz」と「iri」と「連ドラ」好きの「言葉の力」を信じる踊る博士(Dancing Phd.)のブログ集です

主に「連ドラ鑑賞文」を1クール(3ヶ月)毎に書いていきます
その他にも長文でTwitterに書ききれないことも書いていきます