「あなたがしてくれなくても」は、絶妙な組み合わせの良作になりかけていたんですが…
2023年4月~6月期
やっぱり着地点の景色が…違うなぁと感じてしまいました
個人的には…ですが…
吉野みちを演じた奈緒さんは、ある意味怪演に近い、怖い部分を抱えている普通の人をサラッと演じていてその演技ワザに存在感を感じました
結構みちって人でなしですよね…我が儘だし、優柔不断が過ぎるし、かなり未完成な未成熟な大人ですよね。。それでも岩田剛典さんが演じた新名誠、永山瑛太さんが吉野陽一、田中みな実さんが演じた新名楓と主要人物四人の言動が時にはゆっくりと、時には速くクルクルと回るように話が進んでいくのは心地よかったです
そこに武田玲奈さんが演じた北原華が絶妙に重要に絡んでいくことも良いアクセントになっていました 武田さんは良い感じで、いつ裏切るんだ感のあるちょっとハラハラさせる華を絶妙に演じていました
そこに演者と美術、風景、音声、シチュエーションに台詞と、いろんなピースが合わさっていくことで完成されていくジグソーパズルの様なドラマでした
一つピースが無かったり、不良品のピースだったりすればそのジグソーパズルは未完成な面白くない作品になります その大量の様々なピースを合っていても、ちょっと合っていなくても無理矢理にでも合せわに行く感じも含めて面白い、良作へとなっていっていましたが…
最後の結末という着地点のピースが合わなかったというか、シックリ来なかった感じでした
個人的には着地点はそこじゃないところに期待していました どういう着地点を期待していたかと言うより、何も解決されないままに元サヤ、しかも片方だけが元サヤという形だけは変な意味で全話を上書きしてしまう事であり、中途半端感を感じてしまいました
いろんな奇想天外な着地も含めてやり方があったとは思いますが、「そうそう!」とか「そんな手があったか!」といろんな意味で共感出来る着地であればどんな着地点でも驚きと共に受け入れられたと思います…この着地の方法だけは腑に落ちない感じでした…
着地点までは本当に楽しめて、良く練り込まれたドラマだと思います
「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています
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