「366日」は、ちょっといろいろ重たかったけど最後の軽快な着地でやっと解放された感じですかね…
2024年4月~6月期
主要な登場人物である高校の同級生5人の背景や感情の起伏が比較的丁寧に描かれていたので観やすいドラマではありました
雪平明日香を演じた広瀬アリスさんはやっぱり俳優として達者な方なんだと思います
ただ幅の広い演技が出来る方なので、今回の明日香はちょっともの足りない振り幅で勿体なかったように感じました
広瀬アリスさんが活かされきれてなかったかもしれません
小川智也を演じた板東龍太さんは少し面白い存在感でした
力の抜きっぷり、ふざけっぷりが丁度良い塩梅でドラマの欠かせないスパイスになっていました
もちろん眞栄田郷敦さんが演じた水野遥斗と明日香の二人を中心に進んで行くのですが、幸せの絶頂直後からの記憶障害(闘病生活)を盛り込んだため、ストーリーの進む速度とドラマの質感がちょっと重くなり、かなり後半まで重くなり過ぎたと感じてしまいました
その時に智也と長濱ねるさんが演じた下田莉子、前田公輝さんが演じた静原吾郎と清乃あさ姫さんが演じた戸田彩乃のストーリーを軽快にもっと盛り込んでもらえたらと感じてしまいました
それでも最終話での少しヤキモキさせてからの軽快な大団円はこちらも思う壺で解放感が半端ないです…(^^;
「観手」:ドラマを創る・作成する人の「創り手」という言葉に対して、それを観る・鑑賞する人を差す言葉として使っています
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